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2025.12.16

子供の矯正いつから?【結論:3歳と6歳の2回チェック】が理想

子供の矯正いつから?【結論:3歳と6歳の2回チェック】が理想

「うちの子、歯並びが気になるけど、いつから矯正すればいいの?」お子様の歯並びについて、こんな疑問を感じていませんか?

結論から言うと、3歳の乳歯完成時と6歳の永久歯生え始め時の2回、チェックを受けることが理想です。特に3歳時点で予防矯正や将来の歯並びの予測ができるため、できるだけ早めの受診をおすすめします。青葉台リオ歯科では0歳からの通院を推奨しており、お子様の成長段階に応じた適切なアドバイスを行っています。この記事では、親御さんが知っておくべき子供の矯正治療について詳しく解説します。

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「うちの子、大丈夫かな?」よくある親御さんの3つの疑問

子供の歯並びについて疑問を持つ親子のイメージ

実は、同じ相談をされる親御さんはとても多いです。「うちの子は大丈夫かな?」そんな気持ちは、とても自然なことです。まずは、多くの親御さんが抱えている疑問を見ていきましょう。

疑問1: まだ乳歯なのに、もう矯正って必要?

「永久歯が生え揃ってからでいいのでは?」と考える親御さんは多いです。しかし、実は乳歯の時期から注意深く観察することが、将来の歯並びを大きく左右します。

実は、乳歯と永久歯が混在している時期(混合歯列期:乳歯と永久歯が混ざって生えている時期)こそ、矯正治療を考える最適なタイミングです。あごの骨がまだ柔らかく成長途中にあるため、骨格そのものにアプローチできる貴重な期間だからです。永久歯が全部生え揃ってからでは、顎の成長をコントロールする機会を逃してしまいます。

乳歯は永久歯の「ガイド役」として重要な働きをしています。乳歯がきれいに並んでいると永久歯も正しい位置に生えやすくなりますが、乳歯の段階で問題がある場合、永久歯にも影響が及ぶ可能性が高いのです。

特に注意が必要なのは以下のケースです。

  • 乳歯が早期に抜けてしまった場合 – 永久歯が生えるスペースが失われ、将来的な歯並びに影響
  • 受け口や開咬などの明らかな不正咬合 – 3歳頃から治療を開始した方が良いケースもあり
  • 指しゃぶりや口呼吸などの悪習癖 – 3歳以降も続いている場合は早めの対応が必要
  • 乳歯が極端に隙間なく密集 – 永久歯が生えるスペースが不足している可能性

疑問2: 自然にきれいに並ぶんじゃないの?

「成長とともに自然に歯並びが良くなる」という期待を持つ親御さんもいらっしゃいますが、残念ながら、乳歯の時期に歯並びが悪い場合、永久歯になっても自然に改善することはほとんどありません。むしろ、永久歯は乳歯よりも大きいため、問題が悪化することの方が多いのです。

特に以下のような状況では、自然に改善する可能性はほぼありません:

  • 顎が小さくスペース不足 – 永久歯はさらに大きいため、より窮屈になる
  • 上下の顎のバランスが悪い – 成長しても骨格的な問題は解決しない
  • 悪習癖が継続 – 指しゃぶりや舌癖が続く限り歯並びは悪化

「様子を見ましょう」と言われることもありますが、これは「何もしなくていい」という意味ではなく、「定期的にチェックを受けながら、適切なタイミングを見極めましょう」という意味です。

疑問3: 周りの子がやっていないと不安…

「うちの子だけ早すぎるんじゃないか」「周りの子は誰もやっていないのに」そんな不安を感じる親御さんは少なくありません。しかし、矯正治療の開始時期はお子様一人ひとりの成長や歯並びの状態によって異なります。周りのお子様と比較するのではなく、お子様の状態に合わせた判断が大切です。

近年は小児矯正の重要性が広く認識され、早期にチェックを受けるご家庭が増えています。アメリカ矯正歯科学会(AAO)でも、7歳までに一度矯正相談を受けることを推奨しています。

また、実際には周りのお子様も矯正治療を受けている可能性があります。最近の小児矯正は取り外し可能な装置を使うことも多く、学校では装置を外しているため、他のお子様が治療中であることに気づかないケースも多いのです。

大切なのは「周りがどうか」ではなく「お子様にとって何が最適か」です。無料相談で専門医の意見を聞いてから判断しても遅くありません。

子供の矯正は「確認するタイミング」が何より大事

子供の矯正治療のタイミングを示すカレンダーと時計のイメージ

子供の矯正治療において、最も重要なのは「確認するタイミング」です。治療を始めるタイミングではなく、まずは「確認する」ことが大切なのです。

「歯が全部生え変わってから」では遅い理由

あごが大きく成長する時期(6歳~9歳頃)に確認することが大切です。この時期を逃すと以下のような問題が起こる可能性があります。

  • 顎の成長をコントロールする機会を失う
  • 抜歯が必要になる可能性が高まる
  • 治療期間が長くなる場合がある
  • 歯が埋まってしまう場合がある

このタイミングを逃すと大人になってからの矯正が大変に

適切な時期に対応しなかった場合、大人になってから以下のような困難が生じることがあります。

  • 外科手術を伴う矯正治療が必要になることがある
  • 健康な永久歯を複数本抜歯しなければならないことがある
  • 治療期間が長く費用も高額になる傾向がある

だからこそ、「気づいたときに見てもらう」ことが一番大切なのです。

なぜ「3歳と6歳の2回」チェックが理想なのか?

6歳頃の子供が笑顔で歯を見せている写真

第1回チェック: 3歳(乳歯完成時)の重要性

乳歯が生え揃う3歳ごろは、将来の歯並びを予測する最初の重要なタイミングです。この時期に以下を確認できます:

  • 乳歯の並び方から永久歯の叢生(ガタガタ)を予測
  • 受け口や開咬などの早期発見
  • 指しゃぶりや口呼吸など悪習癖の改善指導
  • 予防矯正の開始時期の判断

青葉台リオ歯科では0歳からの通院を推奨しており、お子様の成長段階に応じた適切なアドバイスを行っています。乳歯が生え始める時期から定期的にチェックすることで、むし歯予防はもちろん、正しい口腔習慣の確立と将来の歯並び予測が可能になります。

第2回チェック: 6歳(永久歯生え始め)の重要性

アメリカ矯正歯科学会(AAO)でも推奨されている「6歳ごろまでのチェック」。なぜこの時期が理想なのでしょうか?

乳歯と永久歯が同時にある時期の重要性

6歳ごろは第一大臼歯(6歳臼歯:6歳頃に一番奥に生えてくる最初の永久歯)と前歯が永久歯に生え変わり始める時期です。この段階で歯並びや噛み合わせの問題が見えてくるため、専門医がチェックすることで将来的な問題を予測できます。

あごの骨がまだ柔らかい

子供のあごの骨は大人と比べて柔らかく成長が活発です。この柔軟性を利用することで以下のような治療が可能になります。

  • 上顎や下顎の幅を広げて歯が並ぶスペースを確保できる
  • 上下の顎のバランスを整えられる
  • 無理な力をかけずに自然な形で歯並びを改善できる

大人になってからでは骨が硬くなっているため、外科手術が必要になることもあります。

顎の成長をコントロールできる最適期

6歳~9歳頃は顎の成長が最も活発な時期です。例えば受け口(下の歯が上の歯より前に出ている状態)の場合、この時期であれば上顎の成長を促進し下顎の過度な成長を抑制することで、外科手術を避けられる可能性が高まります。だからこそ、歯を抜かずに済む可能性が高まり、自然なかみ合わせに導きやすくなるのです。

⚠️ 重要な注意点

「6歳まで」という表現は「6歳まで待っていい」という意味ではありません。

理想は3歳の乳歯完成時に一度チェックを受け、その後6歳の永久歯生え始め時に再度確認することです。

早ければ早いほど、予防的なアプローチが可能になります。青葉台リオ歯科では0歳からの通院を推奨しています。

「矯正相談=すぐ治療」ではありません

歯科医師が親子に矯正治療について説明している様子

多くの親御さんが誤解されているのがこの点です。「矯正相談に行く=すぐに装置をつけて治療開始」ではありません。

多くの場合は「経過観察」から始まります

6歳ごろにチェックを受けた場合、多くのケースでは現在の歯並びと顎の成長状態を確認し、今後の成長予測を立て、定期的に経過を観察しながら最適な治療開始時期を見極めます。つまり、すぐに装置をつけるのではなく「見守りながら記録を取る」ことが本当のスタートなのです。

必要な時期を見極めることが本当のスタート

経過観察の目的はお子様一人ひとりの成長に合わせて本当に必要な時期に本当に必要な治療を提供することです。早めにチェックを受けることで以下のような判断ができます。

  • 今すぐ治療が必要か
  • もう少し成長を待ってから治療を始めた方が良いか
  • このまま経過観察を続けるだけで良いか
  • 生活習慣の改善だけで対応できるか

おうちで確認できる4つのチェックポイント

親が子供の歯並びをチェックするポイント

専門医に相談する前に、ご家庭でもお子様の歯並びをチェックできるポイントがあります。以下の項目に1つでも当てはまったら、一度チェックを受けることをおすすめします。

  • 下の前歯の後ろから大人の歯が出てきた
  • 歯がガタガタしてきた
  • お口ぽかんが多い
  • 指しゃぶりが長引いている

チェック1: 下の前歯の後ろから大人の歯が出てきた

永久歯が乳歯の後ろから生えてきている場合は要注意です。これは歯が並ぶスペースが不足しているサインです。

なぜこの状態になるのか

現代の子供は顎が小さくなる傾向にあります。柔らかい食べ物が中心の食生活により、顎の発達が十分でないため、永久歯が並ぶスペースが確保できないことが原因です。

放置した場合のリスク

  • 永久歯がガタガタに並んでしまう
  • 歯磨きがしにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まる
  • 将来的に抜歯が必要になる可能性が高まる

この時期にできること

6歳~9歳の間に拡大装置を使って顎を広げることで、永久歯が正しい位置に生えるスペースを確保できます。早めの相談が推奨されます。

チェック2: 歯がガタガタしてきた

永久歯に生え変わり始めた時期に歯がガタガタと重なって生えてきている場合もスペース不足のサインです。特に7歳~8歳頃に歯並びの問題が見えてきます。

ガタガタ歯並び(叢生)の影響

  • 見た目の問題だけでなく、歯磨きがしにくくむし歯リスクが高い
  • 噛み合わせが悪くなり、食べ物をしっかり噛めない
  • 発音に影響が出る場合がある
  • 顎関節症のリスクが高まる

早期治療のメリット

成長期に顎を広げる治療を行うことで、健康な歯を抜かずに矯正できる可能性が高まります。大人になってからでは、抜歯が必要になるケースが多くなります。

チェック3: お口ぽかんが多い

普段からお口が開いている「お口ぽかん」の状態は口呼吸をしているサインです。口呼吸は歯並びに大きな影響を与え、上顎の成長が不十分になったり出っ歯になったりする可能性があります。

口呼吸が引き起こす問題

  • 歯並びへの影響 – 出っ歯、受け口、開咬などのリスク
  • むし歯リスク増加 – 口内が乾燥し唾液の自浄作用が低下
  • 風邪をひきやすい – 口から直接菌やウイルスが侵入
  • 集中力の低下 – 睡眠の質が低下し、日中の集中力に影響
  • 顔貌への影響 – 顎が後退し、面長な顔つきになる傾向

改善方法

MFT(口腔筋機能療法)やプレオルソなどの装置を使って、正しい舌の位置や鼻呼吸を習慣化します。また、耳鼻科での治療が必要な場合もあります(アデノイド肥大、鼻炎など)。

チェック4: 指しゃぶりが長引いている

3歳を過ぎても指しゃぶりが続いている場合は歯並びへの影響が心配されます。指しゃぶりを長期間続けると、出っ歯、開咬(オープンバイト:口を閉じても前歯が噛み合わず隙間が開いている状態)、上顎が狭くなるなどの問題が生じることがあります。

指しゃぶりによる具体的な影響

  • 出っ歯(上顎前突) – 上の前歯が前に押し出される
  • 開咬 – 奥歯は噛んでいるのに前歯が噛み合わない
  • 交叉咬合 – 上顎が狭くなり、噛み合わせがずれる
  • 発音障害 – サ行・タ行が不明瞭になることがある

やめさせるタイミング

3歳までの指しゃぶりは自然な発達の一部ですが、3歳を過ぎても続く場合は注意が必要です。4歳以降も続くと歯並びへの影響が大きくなるため、早めの対応が推奨されます。

やめさせる方法

無理やり禁止するのではなく、お子様の気持ちに寄り添いながら少しずつ減らしていく方法が効果的です。矯正歯科では、指しゃぶり防止装置や行動療法のアドバイスも行っています。

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早めに相談する3つのメリット

健康的な歯並びできれいな笑顔の子供

「気づいたときに見てもらう」ことで、以下のようなメリットがあります。

メリット1: 将来的な抜歯のリスクを減らせる

早期に顎の成長をコントロールして歯が並ぶスペースを確保できれば、将来的に健康な永久歯を抜かずに矯正治療を完了できる可能性が高まります。成人矯正ではスペースが足りない場合、小臼歯(前から4番目・5番目の歯)を4本抜歯することが一般的ですが、小児矯正で早めに対応すれば抜歯を避けられるケースが多くあります。

メリット2: 治療期間が短くなる場合がある

成長を利用することで効率的に歯並びを改善できるため、結果的に治療期間が短くなることがあります。一期治療(6歳~12歳頃の顎の成長をコントロールする治療)で大まかな問題を解決しておくことで、二期治療(12歳以降の個々の歯を細かく整える仕上げ治療)がスムーズに進みます。

治療期間の比較例

  • 早期治療開始の場合 – 一期治療1〜2年 + 二期治療1〜2年 = 合計2〜4年(ただし一期治療で終了する場合もあり)
  • 永久歯列期から開始の場合 – 2〜3年以上(抜歯が必要な場合はさらに長期化)

さらに重要なポイント

早期治療の場合、一期治療で土台を整えておくことで、二期治療が不要になったり、軽度の調整で済むケースもあります。結果的に、トータルの治療期間だけでなく、お子様の負担も軽減できます。

メリット3: あごの成長バランスを整えやすい

成長期は顎の骨が柔軟で成長途中にあるため、上顎と下顎のバランスを整えやすい時期です。骨格的な問題を早期に改善することで理想的な顔貌を獲得でき、正常な口腔機能(噛むこと・飲み込むこと・発音・呼吸)の発達を促すことができます。

顎のバランスが悪いまま成長すると

  • 受け口(下顎前突) – 下顎がさらに成長し、顔貌に影響。大人になってから外科手術が必要になることも
  • 出っ歯(上顎前突) – 口が閉じにくく、口呼吸の原因に。転倒時に前歯を折るリスクも高い
  • 顔の非対称 – 左右のバランスが悪化し、顎関節症のリスクが高まる

成長期治療の実際の効果

例えば、上顎が小さく下顎が大きい受け口のケースでは、6歳~9歳の間に上顎の成長を促進する治療を行うことで、骨格のバランスを改善できます。大人になってからでは、外科矯正(顎の骨を切る手術)が必要になるケースが多くなります。

口腔機能の向上

正しい顎のバランスを獲得することで、しっかり噛める、正しく発音できる、鼻呼吸ができるといった基本的な機能が向上します。これは学習能力や運動能力の向上にもつながります。

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年齢別に見る子供の矯正治療

子供の矯正治療は、年齢によって治療の目的や方法が異なります。

年齢 時期 治療目的・特徴 使用装置
0歳~3歳 乳歯萌出期・完成期 むし歯予防、定期検診、将来の歯並び予測。3歳時点で乳歯の状態から永久歯の叢生リスクを評価。予防矯正の必要性を判断。
当院では0歳からの通院を推奨しています
定期検診、フッ素塗布、生活習慣指導(指しゃぶり・口呼吸などの改善)
3歳~5歳 乳歯列期 基本的に積極的な治療は行わないが、受け口などの問題がある場合は早期治療を開始。悪習癖の改善が重要。 取り外し可能なマウスピース型装置(ムーシールド、プレオルソなど)を主に就寝時に使用
6歳~12歳 混合歯列期
(一期治療)
小児矯正のメイン時期。顎の成長をコントロールし永久歯が並ぶ土台を作る。
当院ではプレオルソ(マウスピース型装置)+MFT(お口の筋肉トレーニング)を推奨
拡大装置(顎を広げる装置)、機能的矯正装置(プレオルソ、マイオブレースなど)
12歳以降 永久歯列期
(二期治療)
個々の歯の位置を細かく調整し理想的な歯並びと噛み合わせを完成。
当院ではiTero(3Dスキャナー)使用可能
ワイヤー矯正(ブラケット矯正:歯に金属やセラミックの装置をつけてワイヤーで動かす一般的な矯正)、マウスピース矯正(インビザライン・ティーン:透明で目立たないマウスピース型矯正)

子供の矯正治療にかかる費用と期間の目安

費用相場

治療段階 費用目安
一期治療(混合歯列期) 30万円~50万円程度
二期治療(永久歯列期) 30万円~80万円程度
一期+二期のトータル 60万円~100万円程度

治療期間

治療段階 期間目安
一期治療 1年~3年程度
二期治療 1年半~3年程度
保定期間 2年~3年以上

※保定期間とは、矯正治療後に歯並びが元に戻らないよう、リテーナー(保定装置)を使って歯の位置を安定させる期間です。

保険適用と医療費控除

矯正治療は基本的に保険適用外ですが、以下の場合は保険が適用されることがあります。

  • 厚生労働大臣が定める先天性の疾患(生まれつきの病気や症候群)がある場合
  • 顎変形症(顎の骨の大きさや位置に著しいズレがある状態)で外科手術を伴う場合

また、子供の矯正治療は医療費控除の対象となります。

※医療費控除:1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、確定申告で税金の一部が戻ってくる制度です。矯正治療の費用も対象となります。

よくある質問

Q1: 矯正相談は無料ですか?

A: はい、青葉台リオ歯科では矯正相談を無料で受け付けています。

Q2: 矯正治療は痛いですか?

A: 装置調整直後は軽い痛みを感じることがありますが数日で慣れてきます。取り外し可能な装置は特に痛みが少ないです。

Q3: 一期治療だけで終わることはありますか?

A: はい、軽度~中等度の症例や早期治療開始の場合は一期治療だけで終わる可能性があります。

Q4: 子供が嫌がったらどうすればいいですか?

A: 治療の目的を分かりやすく説明し、治療の進捗を一緒に確認して小さな変化でも褒めてあげることが効果的です。また、当院ではお子様が怖がらないよう、優しく丁寧な対応を心がけています。取り外し可能な装置から始めることで、徐々に慣れていくことも可能です。

Q5: 矯正治療中でもスポーツや楽器はできますか?

A: はい、可能です。取り外し可能なマウスピース型装置の場合は、スポーツや楽器演奏時に外すことができます。固定式の装置の場合でも、マウスガードを使用することでスポーツを続けられます。吹奏楽器の演奏については、最初は違和感がありますが徐々に慣れていきます。

Q6: 矯正装置をつけたら食事は普通にできますか?

A: 取り外し可能な装置の場合は、食事の時は外すため普段通りの食事が可能です。固定式の装置の場合は、硬いものや粘着性のあるものは避ける必要がありますが、ほとんどの食事は問題なく摂取できます。当院では食事の注意点について詳しくご説明します。

Q7: 矯正治療中のむし歯予防はどうすればいいですか?

A: 矯正治療中はむし歯になりやすいため、より丁寧な歯磨きが必要です。当院では正しい歯磨き方法を指導し、定期的なクリーニングとフッ素塗布でむし歯予防をサポートします。取り外し可能な装置の場合は、装置を外して歯磨きができるためむし歯リスクは低くなります。

Q8: 引っ越しの予定がありますが、矯正治療は続けられますか?

A: はい、転院が可能です。治療途中で転居される場合は、転居先の矯正歯科をご紹介し、スムーズに治療を引き継げるようサポートします。ただし、転院には引継ぎ費用が発生する場合があります。治療開始前に転居の可能性がある場合はご相談ください。

Q9: 矯正治療の通院頻度はどのくらいですか?

A: 一期治療の場合は2〜3ヶ月に1回程度、二期治療の場合は1ヶ月に1回程度の通院が一般的です。ただし、治療内容や進行状況によって通院頻度は異なります。取り外し可能な装置を使用する場合は、通院頻度が少なくて済むケースもあります。

Q10: 兄弟姉妹で同時に矯正治療を受けることはできますか?

A: はい、可能です。兄弟姉妹で同じ日に予約を取ることもできますので、通院の負担を軽減できます。また、ご兄弟で治療を受けられる場合は、費用面でのご相談にも応じますのでお気軽にお問い合わせください。

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青葉台リオ歯科・矯正歯科・こども歯科の小児矯正

青葉台リオ歯科・矯正歯科・こども歯科の院内またはスタッフ写真

無理に治療をすすめることはありません

青葉台リオ歯科では無理に治療をすすめることは一切ありません。一人ひとりの成長に合わせて「今すぐ必要か」「待つべきか」を丁寧にお伝えしています。

矯正専門医との連携と先進設備

院長と矯正専門の歯科医師が連携し質の高い矯正治療を提供しています。歯科用CTやセファロレントゲン(横顔のレントゲン写真で顎の骨格を分析する装置)を完備し、iTero(口腔内スキャナー:お口の中を3Dスキャンする機械)を使用することで従来の型取りのような不快感なく精密なデータを取得でき、治療前に3Dシミュレーションで治療後の歯並びを確認できます。

プレオルソとMFTを組み合わせた治療

取り外し可能なマウスピース型矯正装置「プレオルソ」を用いたPRO矯正に力を入れています。プレオルソは主に就寝時と日中1時間程度装着するだけで、お口の周りの筋肉を整えながら歯並びを改善する装置です。

さらにMFT(口腔筋機能療法:舌や唇、頬の筋肉を正しく使えるようにするトレーニング)を併用することで、お口ポカンや舌の悪い癖を改善し、より安定した治療結果を目指します。

0歳からの予防矯正に対応

青葉台リオ歯科では、0歳からの通院を推奨しています。

乳歯が生え始める時期から定期的にチェックすることで、以下のメリットがあります:

  • むし歯予防 – フッ素塗布と正しいケア方法の指導
  • 正しい口腔習慣の確立 – 指しゃぶり、口呼吸などの早期発見と改善
  • 3歳時点での歯並び予測 – 乳歯の状態から将来の叢生(ガタガタ)を予測
  • 早期の予防矯正スタート – 必要に応じて3歳から予防矯正をご提案

特に3歳の乳歯完成時には、将来の歯並びを予測し、予防矯正や生活習慣改善のアドバイスを行います。「6歳まで待つ」のではなく、「0歳から見守る」ことで、より良い結果を得られます。

通いやすい環境

  • 青葉台駅から徒歩3分、OKストア上の医療モール内
  • 駐車場26台完備
  • 土日診療対応
  • 全室完全個室
  • 広々としたキッズルーム
  • 託児サービスあり(事前予約制)

後悔しないための小児矯正3つの注意点

小児矯正で後悔しないために、事前に知っておくべき重要なポイントをお伝えします。

注意点1: 「様子を見る」と「放置する」は違う

歯科医師から「様子を見ましょう」と言われた場合、それは「何もしなくていい」という意味ではありません。定期的にチェックを受けながら、適切なタイミングを見極めるという意味です。

「様子を見る」の正しい理解:

  • 3〜6ヶ月ごとの定期チェック – 成長の変化を継続的に観察
  • 悪習癖の改善指導 – 指しゃぶりや口呼吸などを早めに改善
  • 適切なタイミングの見極め – 治療開始の最適時期を逃さない

「放置」してしまうと、せっかくの治療機会を逃し、将来的により複雑で高額な治療が必要になる可能性があります。

注意点2: 費用だけで歯科医院を選ばない

小児矯正は長期にわたる治療です。費用も重要ですが、以下の点も総合的に判断することが大切です。

  • 矯正専門医の在籍 – 専門的な知識と経験があるか
  • 設備の充実度 – 歯科用CT、セファロ、iTeroなどの先進設備
  • 通いやすさ – 長期通院を考えた立地・診療時間
  • 説明の丁寧さ – 治療計画やリスクを十分に説明してくれるか
  • アフターフォロー体制 – 保定期間のフォローがしっかりしているか

安いからという理由だけで選んで、途中で転院することになると、かえって費用も時間もかかってしまいます。

注意点3: 親の協力が治療成功の鍵

小児矯正の成功は、親御さんのサポートにかかっています。特に以下の点が重要です。

  • 装置の管理 – 取り外し可能な装置の装着時間を守る
  • 歯磨きのサポート – 矯正治療中は特に丁寧な歯磨きが必要
  • 定期通院の徹底 – 予約日を守り、治療計画通りに進める
  • モチベーション維持 – お子様を褒めて励ます
  • 食事の配慮 – 装置に悪影響のある食べ物を避ける

親御さんが忙しくて協力できない場合は、治療開始のタイミングを見直すことも一つの選択肢です。

小児矯正の治療の流れ

青葉台リオ歯科での小児矯正治療の流れをご紹介します。

STEP1: 無料矯正相談(所要時間: 30分〜1時間)

お子様の歯並びや噛み合わせを確認し、矯正治療の必要性や開始時期について専門医がアドバイスします。費用や治療期間についてもご説明します。この段階では費用は一切かかりません。

STEP2: 精密検査(所要時間: 1時間程度)

治療を進めることが決まった場合、以下の検査を行います。

  • 歯科用CTによる3D画像撮影
  • セファロレントゲン撮影(横顔のレントゲン)
  • 口腔内写真撮影
  • 歯型採取(iTeroによる光学スキャンまたは従来の型取り)
  • 噛み合わせの記録

STEP3: 診断・治療計画の説明(所要時間: 30分〜1時間)

検査結果を基に、詳細な治療計画をご提案します。使用する装置、治療期間、費用の詳細についてご説明し、ご納得いただいた上で治療を開始します。

STEP4: 治療開始

装置を装着し、使用方法や注意点を詳しくご説明します。取り外し可能な装置の場合は、正しい装着方法を練習していただきます。

STEP5: 定期通院(一期治療: 2〜3ヶ月に1回、二期治療: 1ヶ月に1回)

治療の進行状況を確認し、装置の調整や歯のクリーニングを行います。むし歯予防のためのフッ素塗布も実施します。

STEP6: 保定期間

矯正装置を外した後、歯並びが後戻りしないようにリテーナー(保定装置)を使用します。定期的なチェックを続けながら、美しい歯並びを維持します。

まとめ

リオ歯科医院の小児矯正まとめ

「うちの子、大丈夫かな?」と思った今が一歩目のサインです。

今日のポイント:

  • 矯正チェックは3歳と6歳の2回が理想(「6歳まで待つ」ではありません)
  • 青葉台リオ歯科では0歳からの通院を推奨
  • 3歳時点で将来の歯並びを予測・予防矯正が可能
  • すぐ治療ではなく「見守り」から始める
  • 気になった時が一番の相談タイミング

子供の矯正治療は「いつから始めるか」ではなく、「いつチェックを受けるか」が重要です。3歳の乳歯完成時と6歳の永久歯生え始め時の2回チェックを受けることで、お子様に最適な治療計画を立てることができます。

青葉台リオ歯科・矯正歯科・こども歯科では、矯正専門の歯科医師が無料相談を受け付けています。「うちの子、大丈夫かな?」と思った今が、相談のベストタイミングです。お気軽にご相談ください。

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