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2023.08.12

『自然感を重視したセラミック(e-max)症例②』

こんにちは!

 

青葉台リオ歯科・矯正歯科です!

 

セラミック(emax)の症例②をHPに掲載しましたのでご紹介いたします。

 

 

今回は数年前につけた保険の白い詰め物が欠けてしまったという方の症例です。

 

 

保険の白い詰め物というのはレジンブロックで作ったCADCAMインレーかと思われます。

 

 

詰め物や被せ物の強度は曲げ強度という指標が使用されます。

 

 

この保険CADCAMは曲げ強度が約200MPa程度と言われています。

 

 

今回使用したemaxインレーは透明度と高い均一性を持つ、二ケイ酸リチウムガラスセラミックという素材です。

 

 

emaxの曲げ強度は400MPaと保険CADCAMの2倍近い強度があります。

 

 

セラミックにはジルコニアというもっと強度の高いものも存在し、症例によって使い方分けています。

 

 

今回のケースでは患者様がより天然の歯に近い仕上がりを希望しましたので、emaxセラミックによる詰め物を製作しました。

 

 

治療は2回に分けて行います。

 

 

1日目で古い詰め物の除去、虫歯の除去を行います。

 

 

綺麗になったら型取りを行い、色合いを合わせるための写真を撮ります。

 

 

1日目はこれで終了です。

 

取った型でセラミックの詰め物を技工士さんが作ってくれます。

 

 

色合いを取った写真をもとに技工士さんと綿密な相談をして患者様の歯にピッタリの色合いを作っていきます。

 

 

2日目は出来上がったセラミックを患者様の歯に接着させていきます。

 

 

歯とセラミックの接着に使用する接着剤は水分や湿気に弱いので、ラバーダム(青いゴムのシート)を使用しています。

 

 

特に下の歯の治療をするときは舌が近くにあってすぐに唾液が入り込んできやすいです。

 

 

このラバーダムシートがあると唾液の浸入を抑え、さらに湿度も低くできます。

 

 

ラバーダムを使用することで接着の強さが高くなります。

 

 

セラミックの接着が完了し、噛み合わせの調整をしたら終了になります。

 

 

症例のページに写真を掲載しています。

 

 

ぜひ自然感を見ていただければと思います。

 

こちらの『詰め物・被せ物の症例』からご覧ください。

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